ワイン検定 シリーズ②
今回は、2022年のワイン検定(ブロンズクラス)の様子をご覧いただけます。
wine検定試験の”実際”をレポートすることで、ワイン検定に関心をお持ちの方向けに情報をお伝えします。
2022年9/9~11の3日間、「ワイン検定(ブロンズ)」を終えました。
私が認定講師を務めて実施した方は、18名。
全員が見事合格しました。
講習会・試験の開始は、14:40。
13:30には会場に到着しました。
玄関を入り会場に向かう。
会場は2階。
![公会堂入口](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
![会場玄関](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
会場の様子
どんな雰囲気で試験が行われるか?です。
会場は静かで落ち着いた環境。
会場は、コロナ感染防止のため、受験者の間隔が十分にとれる会場です。
講師によっては、自宅やレストランで実施される方もいらっしゃいますが、 落ち着かない環境だったり、試験には少し不向きな雰囲気になりかねないので、 私は会議室にしました。
![ワイン検定案内看板](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
14:40の開始まで、受講者が到着するまで待ちました。
![会場](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
講習会
まず、90分の講習会を行い、休憩を挟んで40分での試験です。
説明の中に問題を解く重要なヒントがあります。
講習会では受講者は真剣に聴き入っていました。
ワイン検定(ブロンズ)はテキストに書いてある部分を 忠実に問題にしています。
ですから、しっかりとテキストを読み込んでさえいれば合格します。
加えて、選択式の問題なので、曖昧な記憶でも解答がある程度できます。
講習会での説明は、曖昧な部分を確かな知識に高めます。
講習会はどの程度役に立ったか?
設問は多岐に亘っていますので、急所を端的にお伝えすることで、 試験に臨めるようにしました。
受験者は流して聞くことをせず、真剣に聞いていました。
試験の直前講習なので、役に立ったと思います。
勿論、これまでの、テキストの読み込みがあっての理解度の深まりです。
![ワイン検定イメージ](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
検定試験
検定試験はどんな形で行われるか?について記載します。
試験問題用紙は、A4の用紙8ページに大きな文字で書かれていて読みやすいです。
設問は50問。選択式で多くが3択。
解答用紙に番号を記載します。
2択(正解の方を選べという)が1~2問あります。
・・・この設問が曲者。
引っかけはあまりないですが、設問をよく読まないと、ここで落とし穴に落ちます。
一問あたり平均40秒で解答すれば多少余裕をもって回答できます。
70%の正解率で合格です。
解答が終わった受験者は、終了予定時間を待つことなく解答用紙を提出できます。
今回も半数以上の方が、終了時間前に提出しました。
![受検の様子](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
どんな内容の出題?
問題の具体的内容は公開が禁止になっていますので、お伝えすることができませんが、 テキストから満遍なく出題されています。
ブドウの種類の設問が多いのは当然でしょう。半分くらいはあるとお考え下さい。
ブドウの種類の設問は、ブドウの特徴を述べ、品種を問う設問です。
特徴とは、
代表する国、主要な産地、香りや味わいの特徴、語源や別名、通称など。
ブドウ以外の設問は、満遍なく設問されています。
歴史、ワインの分類、ブドウ栽培、ワインの造り方、ボトル、ラベルの読み方、ワインの楽しみ方、抜栓、グラス、ワインの保存、テイステイング、ワインと料理、チーズとの相性。
![講習会資料サンプル②](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
試験は難しいか?
テキストに書いてあること以外は出題されませんので、しっかりと読み込んでいれば難易度は高くないです。
事実、今回の受験者は80%超えの正解率の方がほとんどでした。
惜しくも全問正解を逃した人が数人いました。
ただ、どちらか選択に迷う設問があります。
特に、ブドウ種類の選択。
その他、受検者が比較的苦戦する内容は、
・各ワインの造り方・・・白・赤、ロゼ、スパークリングの各工程が複雑
・ワインの種類(ステイル・スパークリング・フォーテイファイド・フレヴァードの各ワイン)に属する代表的なものの名称、
・数字
数字は問題として作りやすいので出題されますが、迷いやすいです。
・温度(ブドウ栽培地域の平均気温、飲む温度、保存の温度)などです。
その他の数字関連設問には
・緯度、時代・世紀、日照量・降水量、湿度などがあります。
![講習会資料サンプル①](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
試験結果
試験結果は、採点を速やかに行い、会場で全員に伝えることにしました。
試験終了後、3日間の受験者は全員見事、優秀な成績で合格!
終了後10分後には、皆笑顔になっていました。
試験後、翌朝に持ち越すのは落ち着かないでしょうし、 この後の夕食で祝杯をあげてほしいから試験後ただちに採点することにしました。
おめでとうございました!
9月下旬には、認定カードと認定バッジが届けられました。
帰り路には少し青空も見え、受験者の笑顔を柔らかな光で包み祝福していました。
![中央公園①](https://grapewine37.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
受験者は受験までの期間どう勉強したら良いか?
ブドウの種類は28種類と多いので、比較して覚えるのが効果的。
自分なりに、表にして覚えることをお勧めします。
私はメールマガジンを発行し、表にしたものを提供し、覚えるのを支援しました。
ちなみに、9回メールマガジンを発行し、受験者に送ることで支援しました。
また、試験の2週間前に、無料で直前の勉強会・講習会(自由参加)を開催しました。
勉強会・講習会資料やメールマガジンについて、受検者からは、
「混乱した頭を整理できた」
「表や地図を使っているのでわかり易かった」
「急所が端的に示されていた」
「模擬問題で勉強できて良かった」
「勉強のペースが作れた」
など好評でした。
様々な講師がいますが、支援の方法や支援の程度は様々です。
講師選びが重要です。 2023年春には再び実施されます。
参考にしてください。
また、検定試験に興味がある方がいらっしゃいましたら、支援させていただきますので、ご連絡下さい。
ワイン検定を受験してみたいという方は、最下段の「お問い合わせ・ご感想」からご連絡ください。
受検に関してご案内させていただきます。