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歴史

  • 2023年12月25日

ワインボトルが爆発!・・・シャンパンのそうだったのか!⑭

18世紀前半までシャンパーニュの酒造家たちは発泡性ワインには尻込みしていました。ワインの泡が瓶を爆発させ危険だったのです。 このころのガラス瓶は発泡性ワインの内圧に耐えられるものではあなく、1745年頃、瓶の破損数は3分の1に達し、ときには、カーヴのボトルの半数が破損してしまうこともありました。マルヌ県ですら、赤ワインが主体で、発泡性ワインは1/3に留まっていました。 1836年にフランソワが瓶の中で再発酵するワインの炭酸ガスの量を予知する実験に成功し、ようやく以前より危険な仕事ではなくなりました。

  • 2023年12月18日

17世紀、18世紀、19世紀、20世紀のシャンパン・・・シャンパンのそうだったのか!⑦

17世紀に端を発する発泡性ワインが20世紀までに発展していった歴史の大筋を記載しています。17世紀は赤ワインが発泡性ワインに変わっていった世紀。18世紀は発泡性ワインがヨーロッパの宮廷で中心ワインになった世紀。19世紀は効率的で大規模な機械化が進展し、鉄道網の拡大により新しい市場が手近なものとなった世紀。20世紀は第一次世界大戦、フィロキセラ、経済不況、暴動を乗り越えて成長の軌跡を描いてきた世紀でした。

  • 2023年4月21日

3月13日は、国際リースリングの日・・「リースリングを良く知る」シリーズ①

代表的な品種であるこの白ブドウ品種について、深堀してみました。シリーズでリースリングについて述べます。ワイン選びの際、グラスを傾けながら、ワイン検定の学習の参考にお読みください。シリーズ1は〇なぜ、「最も高貴なブドウ品種」と言われるのか?〇豊かな酸味がリースリングの特徴〇3/13は「国際リースリングの日」〇栽培が難しくドイツが最大の栽培国〇名前の由来は「花が流れる」から〇リースリングの歴史