都筑公会堂

ワイン検定(2023年春ブロンズ)の実施・・・実施しての様子、受験をされる人向けの情報

 3/11(土)12(日)にワイン検定(ブロンズ)を実施しました。
私が日本ソムリエ協会の認定講師として実施したワイン検定です。

 今年の秋の検定試験(8/31・9/2・9/3)や2024年の検定試験など、これから受験される方のために、検定試験の様子や検定試験に向けての勉強を綴ってみましたのでご覧ください。

試験会場

 試験会場は、第一日目は、横浜・港北ニュータウン内の会場です。二日目は横浜・あざみ野駅に近い会場でした。

 第一日の会場会場・都筑公会堂の会議室は定員20人程度の中規模の部屋で、コロナ対応に留意したゆったりした環境です。
 二日目のアーチフォーラムあざみ野の会議室は、始めての会場でしたが、定員12名のとても綺麗な会場です。

 両日の会場とも、講習が接話法でフレンドリーに行え、検定試験も周囲の音や照明環境も良く静かな環境で落ち着いて実施できました。

都筑公会堂(横浜・センター南駅)
アートフォーラムあざみ野(横浜・あざみ野駅)

講習会の様子

 両日とも14:20から1時間半の講習を行いました。

今回の受講者は、検定試験の申込みから最低2か月、忙しい仕事の合間を縫ってしっかりと勉強を重ねている風が感じられました。

 もともと46ページのテキストの多くの内容を1時間半で解説するのは無理があります。しかし、講習の中では受講者のこれまでの積み重ねが感じられたので、テキスト中の特に重要で覚えておいてほしい点について、重点的に説明を加えました。

 ブロンズクラスの受験者にとって難関の内容は28種類の「ブドウの知識」です。
このため、ブドウの知識は後半に集中して解説することに配分しました。

 まず、前半で、「ブドウの知識」以外の内容である「ワインの分類・歴史・作り方」「ラベルの読み方」「料理とのマッチング、チーズとの相性」などを解説。
後半でブドウの知識について、他のブドウを対比して説明したり、主な産地やブドウの特長など重要な点に力点をおいて説明しました。

 途中、受検者の積極的な質問もあり大変充実した時間になりました。

ワイン検定テキストブロンズ)
ワイン検定テキストブロンズ)
ワイン検定イメージ
イメージ
ブドウのページ

試験の様子

 その後休憩をはさみ、16:00から制限時間40分の検定試験です。
50問の選択式設問です。

 受験者は事前の勉強が良く進んでいて、皆さんは40分を使うことなく開始後30分を待つことなく早く回答を提出しました。
最短で15分で解答を終えた受験者もいました。

試験結果

 早速、採点を行い通知しました。
結果は、皆、大変優秀な成績で「合格」しました。
満点の受講者もいた他、全員が90%以上の正解率でした。
    努力は結果を裏切りません。

 受検者の一人は、満点を目指していたとのことで満点を逃したことを悔やしく感じていました。
さすがです‼

勝利の美味しいワイン

 17時には会場を後にしましたが、受験者は2か月余りの学習の成果があがり、夕食のワインが美味しく戴けたでしょう。おめでとうございました。

月末までには認定カード認定バッジが届きます。

試験後の感想&検定試験に向けての勉強

 2日間の受検者に検定の感想を聞いてみました。

 勉強期間中に受験者にはメールマガジン(9回)を見ていただき、全員が練習問題(11回)と模擬試験問題(2回)を練習し検定試験に臨んでいました。検定試験に向けての勉強や検定試験について次のような感想を述べていました。

〇試験に向けての勉強

・仕事をしているので、勉強は通勤時間や寝る前、土休日など隙間の時間を使って勉強した。
・通勤時などはスマホでメールマガジンを見たり、練習問題を解くことができ、大きなテキストを開くことなく勉強できたので便利であり効率的だった。
・ブロンズ試験ではテキストに書いてないことは出題されないと講師から聞いていたので、安心した。テキストの内容を繰り返し覚え込むようにした。

〇メールマガジンの効果

・仕事の合間で勉強の時間が限られていたが、合間を使ってテキストを何度も見直すことで記憶の定着化が図られた。その際、メールマガジンを併用することで理解が進んだ

〇練習問題の効果

1回あたり20問の練習問題を解くことで、覚えたつもりになっていた箇所のあいまいさが明確になり、弱点箇所の補強をすることができた。
11回にわたり、様々な問題で練習できたので自信につながった。
・テキストを読んだ直後は、記憶が新しいので練習問題を解くと正解率があがる。しかし、この練習問題は、テキスト全体を勉強し時間が経過している段階で行うように作られているので、覚えきれていない箇所がわかって良かった。

〇模擬試験問題の効果

・2回の模擬試験問題は、各回50問と実践的で本試験に近い設問状況、内容なので経験しておくことで不安の軽減になった。
・本検定試験の2週間前から解くことで安心して本検定試験に臨むことができた。

ワイン検定の受験を検討している方向けに

 上記のメールマガジン(9回)、練習問題(11回)、模擬試験問題(2回)は、受験を申し込んだ方のみがご覧いただけるものですが、第4回メールマガジン⇒(こちらと第1回練習問題⇒(こちら)については、どなたでもパスワードなしでご覧いただけます。

 この記事が、今後検定試験を受けられることを考えている方の参考になれば幸いです。

私は今後とも検定試験(ブロンズ)および(シルバー)を実施する予定です。 試験案内や参考情報を提供しますので、ご興味のある方はフォローをよろしくお願いします。

ワイン検定とはどんな内容かはこちらで詳しく記載しています。

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