電気使用料金

太陽光発電の実際②  電気使用量・料金.

太陽光発電を導入する際に、どの程度の能力のパネルや蓄電地にするか、

それを決める一番目の要素は電気使用量(東京電力からの購入電力)です。

また、電気使用量は、収支(費用対効果)、特に設置後10年の採算を割り出す基盤ですので、実態を明らかにします。

 

月間の電気使用量

2020年から今年2022年までの2年間の我が家の電気使用量を示します。

 

2022年4月に蓄電池を設置しましたので、太陽光発電による電気を使用し、4月~8月の電気使用量は目に見えて減少しています。

2020年8月から2022年3月までは蓄電池が設定されていない期間です。
この期間を月別に見ると、使用量は11~2月の冬の時期に多くなっています。
1~2月は1000kwhを超えています。
これは、お風呂などのお湯を沸かすのに電気をより多く使うためです。

一方で、春から秋にかけての期間(3~10月)は、およそ600kwh/月程度で落ち着いています。
一日平均では冬の30kwhとその他の季節の20kwh。
冬の使用量が大きいのがわかります。

我が家の発電能力は、次回以降示しますが、晴れの日で25~30kwになりますので、太陽光発電で一日の使用量を賄える規模です。
これくらいの発電容量があると万が一の際は安心です。

 

月間の使用料金

 

 

この2年間の使用料金は、平均13,454円

最大は2021年1月の21,674円、最少は2021年6月の10,147円でした。
2倍の差があります。

使用量と使用料金をグラフに重ねてみると、傾向は同じですが、2020年は使用料金が使用量の折線グラフの下に位置していますが、2021年以降は同程度の相関になっています。
このことからこの2年間の間に、電気料金単価が徐々に上がってきたことが見て取れます。

 

月間の電気使用料金
月間の電気使用料金

使用料金&総使用量

 

使用料金&総使用量

時間帯別の電気使用料金

 

 

昼間と深夜の使用料金の差について見てみます。

オレンジの折れ線は昼(10~17時)の使用量を示していますが、太陽光発電によって家の電気が保たれていて低く抑えられていることがわかります

その反面、灰色の折れ線である、深夜(23~7時)の使用量は、深夜(23~7時)が電化上手の安価な時間帯のため、多くなっています。
ご存じの通り、家庭で電気を多く使用する主要因はお湯を沸かすことです。
我が家でも風呂のお湯を深夜にエコキュートで沸かしているためグレーの折れ線グラフ(電気使用量)が多くなっています。

ただ、2022年8月からは卒FITとなり、昼間の太陽光発電の買取価格が下がった(42円⇒12円/kwh)ため、大きく変化しています。深夜のお湯沸かしは翌日が天気の良くない時に行いますが、晴れの日は昼間にお湯を沸かすこととしましたの、深夜の電気使用はその分少なくなっています。

結果、8,9月は深夜の電気使用量は平均218kwhと激減しています。


 

時間帯別の電気使用量

 

時間帯別の電気使用量

 

次回は、売電量・料金について、記載します。

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