晴れ・曇り・雨の混在した日の発電

太陽光発電の実際 ⑤ 9月の具体的発電

 発電量は収支(費用対効果)、特に設置後10年の採算を割り出すうえでも重要ですが、前回の発電の回で、年間を通じて9月は発電量が少ないことを明らかにしました。
 天気の違いによって発電量が左右され、様々な天気の日でどのようになっているか、実態を見ていただきます。

9月の天気と発電量

 横浜の天気は台風の接近もあり、雨の日が比較的多かったです。

 

2022年9月の天気と発電量(kwh)
2022年9月の天気と発電量(kwh)

 このため発電量が10Kwhにも満たない日が7日もありました。

一方で、20kwh以上の日は半数の15日間でした。

 ただ、7~8月と異なり、30kwhに届く日はなく、☀の日でも28kwhが最大でした。

月平均は17kwhで、これからの発電量は落ちてくることを予感させます。

2022年9月の発電量グラフ
2022年9月の発電量グラフ

発電の具体的状況

雨の日、曇りの日、晴れの日、晴れと曇りが混在している日の発電状況を具体的に見てみます。

雨の日(9/20)6kwh

 一日を通して、発電はほんの僅かです。

一時間当たりの発電量は1kwhにも満ちていません。

発電量(雨)
発電量(雨)

曇りの日(9/15)9kwh

 雨の日ほどではないですが、昼間には2kwhを発電し、一日を通して9kwhの発電に留まりました。

発電量(曇り)
発電量(曇り)

晴れの日(9/25)28kwh

 家の一日の電気使用量を賄えるほど十分な発電状況でした。

発電量は朝9時頃から急速に増し、16時頃の日が陰るまでの間での発電です。

発電状況(晴れ)
発電状況(晴れ)

晴れ・曇り・雨が混在している日(9/19)14kwh

 雨が降っている状況では発電量は期待できませんが、日差しがあると時間当たり2kwh程度は発電が見込めます。

ただ、一日当たりの発電量は晴れ間次第なので、事前の予測が難しい状況です。

発電量(晴れと曇りと雨)
発電量(晴れと曇りと雨)

10年後の発電は落ちているか?

 第1回目で、我が家の設置当初の定格発電量を4.5Kwhとお知らせしましたが、
10年経過して発電性能が落ちていないかを見てみました。

 瞬間の最大発電量は3.8kwhでしたので、最大発電能力の85%程度となっています。
少し落ちているように思えますが、それでも85%の性能です。

最大発電量 発電状況(晴れ)
最大発電量 発電状況(晴れ)

 

次回は、まとめを記載します。

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