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ドンペリ

  • 2024年1月11日

007に登場するシャンパンは?・・・シャンパンの表と裏側⑦

映画007ではジェームス・ボンドがワインを片手にするシーンが必ずあります。そしてシャンパンは全てのシリーズで登場します。どんなシャンパンが登場しているのかを調べてみました。1作目の『ドクター・ノオ1962年』ではドンペリ1955年が出てきました。以来25作までに登場したシャンパンは、ドンペリ、ボランジェが圧倒的に多く登場します。テタンジェ、クリュッグ、ポメリー、ヴーヴ・クリコのわずかですが登場しています。「プロダクト・プレイスメント」と呼ばれる、映画作品中に商品を盛り込む手法によって宣伝効果を狙ったものと言えます。

  • 2023年12月22日

シャンパンの黎明期、ルイ14世&15世時代:17~18世紀・・・シャンパンのそうだったのか!⑪

ルイ14世&15世時代はシャンパンの黎明期でした。ルイ14世は50年にわたりシャンパーニュのワイン以外めったに飲みませんでした。 ルイ14世とドン・ピエール・ペリニョンは同じ年に生まれ、同じ年に亡くなりました。ルイ15世の時代に宮廷で好んで飲まれていました。1730年までにシャンパンはヨーロッパの宮廷を支配しました。

  • 2023年12月21日

救世主となったドン・ピエール・ペリニョン・・・シャンパンのそうだったのか!⑩

1932年にドン・ピエール・ペリニョンによる発泡性シャンパンの発明250周年を記念する祝典が実施されました。以来、「シャンパンの父」と喧伝されました。そして、モエ・エ・シャンドンは1936年に英国進出100周年を記念して特別なシャンパン通称『ドンペリ』を生み出しました。

  • 2023年12月20日

ドン ・ピエール・ペリニヨンはシャンパンの先駆者?・・・シャンパンのそうだったのか!⑨

ドン・ピエール・ペリニョンが現在のような発泡性ワインを造った先駆者との通説がありますが、これは正しくありません。ワインの発泡性自体を発見したわけではありませんでしたが、今日の高品質な発泡性ワインが造るための道を開きました。

  • 2023年12月19日

シャンパンの歴史は17世紀末から、実は英国が先駆けだった・・・シャンパンのそうだったのか!⑧

シャンパーニュ地方のワインが発泡性ワインに変わっていった契機は17世紀末から。自然発砲のやや泡立つワインは、一部の貴族階級や富裕層の間で好まれるようになりました。1690年から、「ヴァン・ド・シャンパーニュ」(シャンパーニュのワイン)という言葉が使われるようになりましたが。実は、自然発泡性ワインに注目したのは、フランスでなく英国でした。