- 2025年4月23日
ワイン検定(ブロンズ・2025年9月)の実施に向けて
日本ソムリエ協会のワイン検定(ブロンズクラス)を9月に横浜で実施する予定です。この秋の検定試験に向けて今から受験予定者の皆さんに支援を行います。その […]
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シャンパーニュで最古のシャンパンメーカーであるルイナール社を1729年に起こしたのはニコラ・リュイナール。その後継者がクロード・リュイナール。ローマ時代のカーヴの利用を始めました。ルイナール社は「シャルドネハウス」という愛称を付けられています。現在、同社はモエグループの傘下になっています。しかし、シャンパンの製造は独立していています。
モエ・エ・シャンドンの創業は、リュイナールに次いで2番目の1743年です。ドイツ出身のネゴシアン、クロード・モエがルイ15世の公式の愛妾であるポンパドール夫人に贔屓にされました。 1792年、孫のジャン=レミ・モエはメゾンを34歳で継ぎました。彼はナポレオン1世と生涯の交友を持ちました。ナポレオンの後ろ盾を得て、モエの事業は発展したのです。 現在のモエ・エ・シャンドンは巨大なシャンパンメーカーになりました。シャンパーニュ地方で造られるシャンパンの2割弱をモエ・エ・シャンドンが占めていると言います。
英国のウィンストン・チャーチルはポル・ロジェのシャンパーニュは終生ポル・ロジェのパトロンとなり、ポル・ロジェの事業は劇的に好転していきました。その背景には、ポル・ロジェの経営者の妻であるオデット夫人の存在がありました。
映画007ではジェームス・ボンドがワインを片手にするシーンが必ずあります。そしてシャンパンは全てのシリーズで登場します。どんなシャンパンが登場しているのかを調べてみました。1作目の『ドクター・ノオ1962年』ではドンペリ1955年が出てきました。以来25作までに登場したシャンパンは、ドンペリ、ボランジェが圧倒的に多く登場します。テタンジェ、クリュッグ、ポメリー、ヴーヴ・クリコのわずかですが登場しています。「プロダクト・プレイスメント」と呼ばれる、映画作品中に商品を盛り込む手法によって宣伝効果を狙ったものと言えます。
シャンパンにまつわる宣伝や名言を紹介します。19世紀の終わりのウジェー ヌ・メルシエの巨大な大樽や熱気球。女性や著名人の名言は、ポンパドール、エリザベット・ボランジェ、ココ・シャネル、オードリー・ヘップバーン、マリリン・モンロー。、政治家・作家は、ウィンストン・チャーチル、ナポレオン1世、オットー・フォン・ビスマルク、ヴォルテール、オスカー・ワイルド。
シャンパーニュ地方のブドウ畑は5つの大きな地区に分かれており、最も遠い地区は200km以上離れています。大小の川が流れ、いくつもの丘(「コトー」)が連なり、さまざまな土壌と下層土からなります。この多様性が、数十年に及ぶ、各地区の栽培条件に適したブドウ品種の栽培を決定付けるものとなっています。5つの地区は以下です。